年金暮らしの老人が出来るだけお金を節約しながら自分なりに工夫しているつもりで日々を過ごしている一例を紹介してみようか。
昨日の日曜日は朝4時に目が覚め(普段から朝4~5時の間に目が覚める習慣になっているのです)、ドリップコーヒー(ウエシマコーヒーのメンバー割引のもの)とビスケット(ベトナム産で20枚90円)で朝食を済まし、狭心症の再発予防の心臓薬を4種類(毎月1万円払っていますが節約しようがありません)飲んでから、空が白み始めた庭に出て、菜園の野菜に水をやり、成っているミニトマト、きゅうり、なす、ピーマンの実を収穫(これは大事な毎日のおかずです)。ミニトマトを半分に切って皿に並べ天日に干す(これはパスタの材料にします)。
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| 送迎バスに揺られて工場へ |
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| 「出逢い麒麟」の像 |
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| まず<一番搾り>から |
若い女性従業員さんの案内で、ビールの製法や工場の人々の働きぶりを紹介するアニメ映像、写真などを40分ほどかけて見せてもらったあと、試飲コーナーへ到着。ハーフパイントぐらいのグラスに3杯まで無料でおかわりしてよいとのことで、まず「一番搾り」で乾いた喉を潤し、続いて黒ビール「STOUT」をじっくり味わい、最後に「ハートランド」で軽く仕上げる。おつまみは小さな袋に入ったあられ。20分でおひらきとなったが、久しぶり
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| <ハートランド>で軽く仕上げ |
朝からアルコールが入って電車の中ではほろ酔い気分、ここからちょっと寄り道して温泉へ向かった。
その温泉地には一般客向けの外湯が2箇所あって、両方入ると料金が1200円のところ850円に割引になる。1年間有効なので半分は次回に残しておく。
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| 説明を追加 |
日曜日の昼、思ったほど客はいなくて、早速首まで浴槽に浸してゆっくりと入浴。体を洗い、シャンプーして、再び浴槽で寛ぐ。いい気分である。1時間ほどで外へ出て、ぶらぶらと温泉街を散策しながら駅へ向かった。
家に戻ると、昼ごはんにジャムつきトースト1枚を腹に納め、すぐに近くの福祉センターへ行く。地域の囲碁クラブの例会で目下行われているリーグ戦に会費50円払って参加、2局打った。結果は連勝、通算6勝1敗と好調で、今のところ優勝を狙える位置につけている。仲間は総勢20名ほど、ほとんどが退職者で男の老人ばかりである。6段から級位者までいるので相手には事欠かない。老生は一応初段で打ってもらっている(2段はあるやろといってくれる人もいますがちょっと自信がありません)。終わって家に戻ろうと外へ出ると、夕立があったようで地面が黒っぽく、ミニトマトの皿に水が少し溜まっていた。これは明日また天日で乾かそう。
それからもう一度全線乗り放題の割引カードを使って電車で隣のエリアの図書館へ行き、ドストエフスキーの小説(小林秀雄のドストエフスキー論を先週読み終えて、また小説を読みたくなったのです)を借りてから、スーパーで家族が使うアルカリイオン水を3リットル缶4本に詰めて(缶代1本500円を一度払えば詰めるのは無料です)両手に持って家に戻った(こんな重いものは持って歩くのは心臓によくないのだが、家族への奉仕と思って粛々ともう何年も続けているのです)。
帰路、近くの魚屋を覗いたら半額セールのにぎり寿司があったので買ってきて、発泡酒(韓国産)と赤ワイン(スペイン産3リットルボックス)でいただいた。食後は録画しておいたNHK杯囲碁トーナメント戦をベッドに寝転がって鑑賞、台湾出身の謝女流名人と沖縄出身の新垣九段とが(尖閣を挟んで?)一騎打ち、謝さんが厘差の碁を制した。見終わるとそのまま眠り込んでしまい、かくて節約して楽しんだ日曜日が平穏無事に過ぎ去ったという次第。
(2014年7月21日記)






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