眠りにつく時の姿勢には性格が現れるという説がある。眠りの姿勢には6つの型があって、性格の違いによって型が決まるというのである。
子供のときから、右側を下にして海老のように体を折り曲げないと寝付けなかったが、中年になると、逆に左側を下にしてまっすぐ体を伸ばさないと寝付けなくなった。それが、最近では、仰向けになって大の字になって寝るようになっている。
これは、性格が変化してきたせいだ、ということなのだろうか。
確かに、神経質で怒りっぽく不安感の強かった若い頃と比べて、多少は世間に遠慮しなくなってきているが、人間の性格は根本的にはそう変わるものでもなさそうなので、他の理由があるのではないかと思ったりする。
そもそも特定の姿勢をとらないと寝付けないということ事体、どう説明されるのだろうか。
昨夜、めずらしく寝付けないまま、寝床のなかで目を閉じているうちに、こんなことを考えてしまった。
(2013年10月10日記)
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