昨日の土曜日、いつものとおり自転車で1時間走って大学図書館へ行き、視聴覚室でDVD映画を1本見た。
メキシコシティの貧民屈に住む人々を描いたルイス・ブニュエル監督「忘れられた人々」という作品である。
最近、四方田犬彦氏が作品社から上梓された「ルイス・ブニュエル」を紐解きながら、この視聴覚室にあるブニュエルの作品を製作順に見ることを計画していて、これが第4作目になる。
1950年に作られた上映時間は77分のこの白黒映画は、暴力と殺人と幻想性に溢れた素晴らしい映像の力を持っていて、カンヌ映画祭で監督賞を受賞しているのもむべなるかなと思われた。
昔見た作品も含めてブニュエルの映画を引き続き丁寧に見て、感想がまとまれば後日ここに書いてみたい。
(2013年10月27日記)
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