昨日、夏水仙が咲いた。春に地元の自治会が開いた園芸市で1株買って、玄関前の金木犀の生垣の陰に植えておいたのだが、8月が過ぎても花を着けず、それどころか葉も殆ど見えなくなっていた。8月の中下旬に花が咲くと園芸書には書かれているので、とうとう根着かずじまいかと、諦めていた。
それが、突然、昨日、白い花を2輪着けたのである。
すっかり諦めていた花が、今ここに咲いているのを見たときの驚きは、春からいろんな花の開花を見てきたなかで、一番大きいものだった。
開いたばかりのその姿を見た瞬間の驚きと喜びが花の魅力の最たるものなのだ、と痛感した。
今朝までは見ざれど二輪夏水仙
(2013年9月12日記)
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